資産運用において、人との比較をやめるべき理由とは?

経済的自由に向けて

最近高配当株の上昇が目立っていて、高配当株を保有している方は含み益が大きく増えている方が多いと思います。保有株の含み益が増えて嬉しいという感情がでてくると、人の資産の増えているのをみて自分の資産の増え方に物足りなさを感じるという感覚に陥るときが出てくると思います。
人との比較をすると大事な事を失っていると考えます。

資産運用において、人との比較はやめるべき理由を考えていきたいと思います。

資産運用において、人との比較はやめるべき理由とは?

含み益が出てくると欲が出てきて、自分の資産をもっと増やしたい、株価も気になって仕事に集中できなくなります。さらに、人の資産が増えているとSNSでつぶやいている人をみて、自分の資産の増え方に物足りなさを感じて、少し嫉妬という感情が出てきます。
僕も投資を始めたときに経験があります。人の資産が増えているのをみて、自分の分析が間違っているのではないか、資産があまり増えていないので自分だけ資産が増えていないという焦り、嫉妬をしてしまいます。

僕は本を読んだり、色々考えたりしていく中で一つの結論に達しました。
人との比較はあまり意味はないです。資産運用において、人との比較は全く意味はありません。
人との比較で資産運用していると、数字のゲームに巻き込まれているだけですので、人生において大事な事ではないです。
数字が積みあがって増えていくのは嬉しいと思いますが、ただの数字であって、人と比べて増えたと実感しても、上には上がいて自分が持っている以上の人を見て、さらにそこに追いつくように節約や収入アップなどしていって、さらに人との比較で自分の資産をもっと増やしたいという気持ちが出ていきます。犬がしっぽを追いかけるようにくるくる回っているような感じに似ています。

資産別にマス層が3,000万円以下、アッパーマス層が3,000万円以上5,000万円以下、富裕層が1億円以上というものがあります。資産として自分が目指していきたい数字は人によってあると思います。
マス層がとかアッパーマス層だとか、あまりそういうのを目的に目指すべきではないです。自分の人生は資産運用をするために、資産を増やすために生きているわけではないです。
資産を増やすのは目的ではなく、手段として必要なので資産運用をしています。
自分の幸せとは何なのだろうか?
お金を切り詰めて、自分が食べたいものを節約して、旅行に行くのも我慢して、友達や恋人、家族との時間やお金を節約して、資産を増やすことを目的として生きて行くのは、どうなんだろうか?と思います。
以前までは、僕は資産を増やすことを目的に生きてきました。食事も節約したり、交友関係を減らしていて、娯楽もなく生きてきました。資産を増やすことを目的にして生きてきたのだなと気づいて、反省して、今ではお金を使ったり、交友関係も作るようにしました。
人によって生き方は様々あります。

人と比較して、資産が増えたとか減ったとかという資産の数字ゲームから僕は降りました。
不毛などうでもいい競争はやめました。

資産が毎年増えていき、自由になってきているのはとても嬉しいことです。
大事な事は資産が増えることやアッパーマス層や富裕層に到達することでもなく、お金で自由を手に入れる事。時間を手に入れたり、大切な人と過ごす時間を増やしたり、友人と時間を作ったり、自分にとって価値のある体験を得たり、人や社会に還元したりすることが大事です。

僕はたまに歩いている時に、若い学生たちが、和気あいあいとしているのをみて本当にうらやましいなと思います。若い学生たちの友情はかけがえのない財産だと思ったからです。

もし仮に資産1億円今あります。しかし、今まで節約ばかりしすぎて、何も経験してこなかった、友達や恋人や家族とも関係が薄くなっていた。
資産1億円あっても、それは本当に豊かなんだろうか?僕の答えは豊かではないです。
アッパーマス層や富裕層といった言葉を気にする必要はなく、人と比べる必要はなく、自分の軸を持って豊かさを測れば良いのではないでしょうか。
自分はアッパーマス層です、富裕層ですといったところで、だから何?と言われるだけですし、偉いわけでもないです。有名な企業で肩書を持っていても、会社の肩書であって偉いわけではないです。
会社員に信用があって、お金が借りられるのは会社のおかげであって、自分には信用はないです。
もし急に会社を辞めて、お金を借りるとなっても、会社に属していない個人にはお金を返せるという信用はないので銀行はお金を貸してくれないです。

人と比較するのではなく、自分の軸で豊かさを測り、人生を生きて行きたいです。


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