先取時間投資について。時間を最優先に自分自身へ投じる。サラリーマンとしての価値ではなく、自分自身の価値の最大化を図る。

経済的自由に向けて

今回は先取時間投資について考えてみたいと思います。
先取貯蓄は聞いたことがあると思いますが、先度時間投資とは??
と思う方もいらっしゃると思います。
先取時間投資は自分が先取貯蓄のアイディアを時間でも同じように使えるのではと思ったのがきっかけで考案しました。巷ではもしかしたら普通にあるのかもしれませんが、他で調べてみても先取時間投資という言葉はなさそうだったので勝手に命名しました。
先取時間投資は簡単に言うと、自分の今までの時間を明確化してサラリーマンとして会社に捧げていた時間を自分のために最優先的に時間を使い、サラリーマンとしての価値を高めるのではなく、自分自身の価値を高めていくことが目的です。

ウォーレンバフェットもこう言っています。

最終的にその他のどのような投資にも勝る投資は、自分自身への投資だ

ウォーレンバフェット

先取時間投資について

先取り投資法は24時間ある誰もが持つ時間を自分への投資として優先的に割り振っていくというものです。今の24時間ある時間を最優先的に自分への投資の時間を確保してお金と時間を投じるものです。

サラリーマンは基本的に8時間働きます。仕事で残業があればさらに遅くなり帰える時間も遅くなります。食事も取り、通勤時間も入れたらさらに時間がなくなり、参加したくない飲み会にも行く可能性もあります。また、帰ってから食事の準備や洗濯やお風呂掃除など帰ってからもやることが多いと思います。

疲れてやる気も出ず長時間スマホを見てしまったり、youtubeを視聴し続けていてもう深夜だ。明日も仕事だ、もう寝るじかんだ。朝ぎりぎりで起きて、忙しく朝ご飯を食べてごみを収集場に出して、満員電車に乗りぎゅうぎゅう詰めで体力をすり減らし会社に向かう。その繰り返しを1年、5年、10年と続けた先に何が残るのか考えたときに本当にそれは自分が望んでいる人生なのかと考えます。
自分がしたいことに時間を使えているのか、家族や友人と時間をとれているか、趣味に時間を使えているかを考えたときに時間が取れていないなと感じてしまいます。
サラリーマンは会社に優先的に自分の人生の時間を捧げています。自分の時間だけでなく、健康や家族などを犠牲にしています。

日々の残業やストレス、満員電車、家事などで忙殺されると考える余裕がなくなってしまいます。
サラリーマンとして働き続けるというのは日本においても安全ではないと思います。
何かの本で読みましたが、ある農場で七面鳥がいて、毎日餌をもらえていて苦労もせず食事にありつけ、寝る場所もあり農家の人はとてもやさしく裕福な状態でした。
毎日疑問を持たず農家の人はとてもやさしくしてくれて、餌を貰えて寝ることもあり考える必要がなく敵もおらず幸福の絶頂でした。
時間が経ち、身体は成長していき、年月を経てとある冬のクリスマスが来ました。
七面鳥は気づきます。今日は農家の家がとても賑やかだ、農家の家族だけでなく知らない人もいるな、親戚か友人かと。餌をくれて寝床も抑えてくれて敵を追い払ってくれれば別にいいやと気にしていませんでした。
しかし。疑問を持たずいつも優しくしてくれた農家の人が急に首根っこをつかみ、苦しい離してくれと言ってじたばたしても通じず暗い小屋に連れていかれました。
農家のクリスマスのディナーには、豪華な料理が振舞われていました。その中には丸焼きになった七面鳥もありました。

サラリーマンに給料という安定した餌を与え、いつか急に首を言い渡される可能性があります。


先取投資がなぜ必要だと思うか

最近ある本を読んで、非常に危機感を覚えました。その本は『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT』です。この本は控えめに言ってすごい良かったです。
いつか解説したいと思います。基本的にはおすすめの本しか紹介しませんが、2023年が始まって間もないですが、2023年の上位に入るぐらいの良さです。

人の寿命が長くなってきていて、100年も超えて長生きするのも珍しくありません。
100年という人生の長さの中で、働くスタイルも変わりつつあります。就職して一つの会社に居続けて退職してあとはのんびり暮らすということは難しくなっています。
寿命が延びて、さらに仕事が機械に代わる可能性もあり、能力が高い外国人が仕事を請け負い、厳しい世の中になっていくでしょう。また、寿命が延びてより資産を形成する必要が出てきます。
仮に自分が100歳ほどまで生きるとします。
自分が働けるのはいつまででしょうか。仮に定年で退職して40年も生きるとして年金だけで過ごすことができるか。定年退職して、別の仕事先を探すとしましょう。自分のスキルは他でも通用できるか。今まで、会社の仕事を行ってきたが、自己投資を行ってきておらず、休日もそこまで何かする意欲がわかず何もしてこなかった。60代になって、ハローワークに行きます。着いてみると、自分と同じ同年代が働き口を探しています。話が聞こえたので聞いてみると、年齢も年齢ですし働き先は今のスキルじゃ難しいですね。最近じゃ若い優秀な外国人の方が日本に来て働きに来ているだけでなく、仕事がAIとか技術が上がって仕事の幅も減ってきていますからね。
その話を聞いた就職先を探していた方は、肩を落としハローワークを去る。

自分がこれから長きに渡り生きていくとすると貯蓄だけでなく資産運用も行う必要だけでなく、自分への投資を行っていかなければならないと非常に危機感を覚えました。
お金もできる限り使わないようにとお金使えない病になっていた時もありましたが、積極的に時間とお金を自分に投じていくべきだと考えさせられました。

先取時間投資の具体例について

起きた時間から自分への時間に自己投資を自分のために行います。先取貯金と同じように、自分の給料が振り込まれた時点でお金を貯蓄用口座に移すように、起きた瞬間に時間を貰い、そこから自分への時間を確保して自己研鑽に励むというものです。
先取時間投資の目的は時間の優先順位の明確化です。
円グラフは僕の平日のスケジュールですが、朝5時ぐらいに起きてスマホなどを触らずにすぐに株式やお金の勉強、読書に時間を当てています。
今年の目標として資産1,000万円を超すことを目標としているので、それを越した時に不動産投資を意識してお金と時間を自分に投じて2年後を意識して動けるように行っていく予定です。
毎回毎回定時で帰るなんてと思うかもしれません。僕も最初はそうでした。まわりが仕事で忙殺されている中で帰っていいのか、陰で何か言われているんじゃないかと。繰り返し定時で帰るようになったら、気にならなくなりました。仕事も自己投資としてexcelのスキルを上げて業務全般を効率化することで定時に帰れるようになりました。

先取投資の肝は起きた瞬間自分のために自己投資として勉強や読書、筋トレなど自分のために使う時間を確保するというものです。朝早く出社もするので、電車も人がいなく座るところも確保できて勉強する時間も確保できます。普通は、起きたら朝支度して準備して仕事に行き、すぐに会社のために時間を優先的に使ってしまいます。
会社に優先的に時間を使うか、自分への投資として時間を優先的に使うかを区別するために先取時間投資を考案しました。

まずは早起きをしてみてください。時間を優先的に自分のために使ってみてください。1日、1カ月、6か月、1年と継続できればきっと自分の価値は高まると思い自分は日々自分のために時間を投資しています。

やるのは結局は自分自身です。自分の人生に悔いのないように生きたいです。
未来の自分への贈り物として今自分が頑張らないといけないのでこれからも自分のために自分に投資を行っていきたいです。

『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT』に学ぶこれからの生き方について
今回はリンダ グラットン著『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT』の解説を行いました。僕は自己啓発系とか今流行っている系のものは基本的に読みませんので、この本もきっと周りが買っているからとか、...

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