最近お金を使う幸せについてとお金を使わない幸せについて考えています。Youtubeで投資の勉強をしていた時におすすめ欄にある動画を観ました。その内容は一人の若い女性youtuberが重要なメッセージと称したものでした。中身を見ると、泣きながらその女性はどうやら男性とお付き合いしていたが別れてしまったと言っていました。
その女性は続けて、本当に濃い4年間だったと動画で伝えていました。その付き合っていた男性と日本だけでなく、海外にも行って、たくさんの思い出を作って、動画や写真に残して幸せな思い出が走馬灯のように駆け巡るかのように見れてとても感動しました。
そして彼女は言いました。もっと色々な場所に行きたい。もっとたくさんの経験をしたい。と視聴者に伝えていて、明るい未来に向かって歩く姿が想像できました。
彼女たちはお金と時間を使ってかけがえのない幸せを手に入れていました。
彼女たちの動画を観て一つの物語の作品だと感じられました。
その時お金を使う幸せについて考えるきっかけになりました。
お金を使う幸せ、お金を使わない幸せについて
ある空想をしてみました。お金を使わなかったパターンの彼女たちについての人生についてです。もし彼女が仮に節約して、資産形成を目標にして投資をして、自由に生きたいと願っていたとします。
毎日毎日できる限りお金を使わないようにして、資産も若くしてたくさん持つようになりました。資産が3,000万円に到達したから、次は5,000万円だと目標を決めて、どんどん年を取り、旅行なども行かず、行ってもお金を使うのに渋ってしまい、楽しめていない自分がいます。他人と交流するのにもお金がかかるからと断り、交友関係もなく、お金がかからない趣味ばかりをして、資産形成のために投資の勉強やお金の勉強に時間をかけていました。
もしこのお金を使わなかった場合の彼女だったら、果たして本当に素晴らしい4年間という濃い時間を彼氏と過ごすことができたのだろうかと考えたときに無理だろうと思えました。
1年のうち5月が過ぎ去り6月になりました。果たして自分は濃い時間を過ごせていたか思い出してみました。家族と旅行に行きましたが、一人でまだ旅行に行けていないです。大切な人に誕生日プレゼントを渡して、その人の笑顔が思い出になりまた来年何を渡そうかと考えていました。投資の勉強ばかりしていました。土日もランニング、筋トレ、読書、投資の勉強であっという間に一日が終わります。たまに銭湯に行ったり、知人と外食したりしています。
自分の未来のためにお金の勉強をしたり、投資の勉強や読書をすることはとても大事な事だと思います。お金を使わず、自分の鍛錬のために時間を注いでいる修行僧のような時間を続けて資産だけが残り、思い出が残らなかったときに後悔しないだろうかと考えたら絶対に後悔すると思えました。
しかし、お金を使わない幸せを僕は身に着けました。高級な外食屋に行かなくても、ふつうに食べれれば美味しく感じられ幸せです。歩いて自然の景色を見て、幸せだなと感じられます。
お金の勉強も楽しいです。お金の勉強をしていくと、積み重なってもっと学びたいという意欲が湧きます。読書をして読み終わるともっと学びたいと意欲が湧きます。筋トレも習慣になり筋肉がつき始めて嬉しいです。ランニングも毎週必ず行っていて汗をかき、風を感じたり何気ない景色を見て新たな発見をしたりストレス解消で気分が晴れやかで幸せです。
お金を使わない幸せは確かに思い出として残っていないです。しかし、未来の自分の為に今を犠牲にして苦労しないようにプレゼントをしていると思っています。僕のある記事の中で、人の寿命が延びて仮に100歳まで生きたときに、素敵な思い出があってもお金がなかったら生きていけるか不安になりました。
お金を使う大切さもあります。将来に向けて長期的な目線で考えてお金を使っていく必要があります。
日本では2025年問題もあり、給料が増えない中で増税などでますます生きて行くのが大変になります。将来に備えて、お金の勉強をしていかなければなりません。今を楽しめるだけでなく、未来も楽しめるようにしなければなりません。今を楽しみ続けて、日本で生きるのが難しいと薄々感じたときでは遅いのかもしれません。でも同時に僕はお金を使う幸せも見つけていきたいと思います。
答えはまだ見つけてはいません。SNSが発達する中で、他人の幸せを見て、自分は幸せでないと感じる罠に陥っているのかもしれません。キラキラした幸せな時間を過ごしている動画を観て、自分はどうかと比較していたのかもしれません。
資産も少しずつ増えてきて、お金に対して少し余裕も生まれたことも事実です。もっと増えていけばサラリーマンとして働かないという選択肢もありますし、嫌な人と働くという選択肢もなくなります。
何が正しい答えかは全くわかりません。
しかし、ある言葉を思い出しました。「道中を楽しんでいる最中だ。道草を楽しめ。」
HUNTER×HUNTERという漫画が僕はめちゃくちゃ好きなのですが、学ぶことが多いです。
ゴンという主人公がジンという父親を探し求めてやっと出会えてある質問をしました。
父親のジンに対して欲しいものは何?と質問したところ、今目の前にないものだと。自分がハンターという仕事をした目的は行きたかった場所に行くのに現実的な手段だったからハンターになった。行きたい場所はある王族の埋葬施設ですが、そこに行くにはお金や時間、情報などたくさんの要素が必要でした。行動を起こしているときに、仲間と出会い、一緒に仕事をしてようやく王族の埋葬施設に入れることができました。彼は言いました。『オレが一番うれしかったのは、ずっと願っていた王墓の真実を目の当たりにしたことではなく、一緒に中へ入った連中と顔を合わせて握手をした瞬間だった』と言いました。今でも関係は続き生きた情報をくれて、この連中と比べたら王墓の真実はただのおまけと言いました。『大切なものは欲しいものより先に来たと。答えとしてオレが欲しいものは今も昔も変わらない。目の前にない「何か」だと。道中を楽しんでいる最中だ。道草を楽しめ。』
欲しいものより大切なものがきっとそっちにころがっている。
僕はまだ答えは出せていないです。お金を使う幸せと使わない幸せについての答えについてです。
いつか自分が欲しかったものより大切なものを見つけてみたいです。何を自分は追っているのか?追い続けた先に自分が欲しかったものより大切なことがころがっていると願いたいです。
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