日本たばこ産業-JT【2914】2022年第3四半期決算が発表されました。大幅増配!円安効果が業績の好影響!!

食品株

日本たばこ産業-JT【2914】2022年第3四半期決算が発表されましたので記事にします。
日本たばこ産業はロシア関連の事業が一時期撤退を余儀なきされるとの市場の考えから株価は下げていましたが、円安の影響を受けて好業績がでるとの思惑から少しずつ株価は上昇していました。
結果としては決算発表と同時に大幅な上方修正、大幅な増配を実施しました!!

日本たばこ産業-JT【2914】2022年第3四半期期決算について簡単に解説していきます。

2022年第3四半期決算全体

(JT決算短信引用)

売上収益は、価格を値上げしたのと円安効果を大幅に恩恵受けた結果2兆85億円となりました(対前年同期比13.7%増)。
営業利益は前年同期に発生した一時費用(葉たばこ耕作の面積調整、たばこ事業運営体制強化施策に係る費用)が下がったので、5,793億円(対前年比20.5%増)となりました。

親会社の所有者に帰属する四半期利益は、金融費用の増加はありましたが営業利益の増益等により、4,038億円(対前年同期比19.2%増)となりました。
2022年2Qの時にはウクライナ情勢で業績も不透明感がありましたがウクライナ情勢の時はどうなるかと思いましたが結果増収増益となり売上収益も純利益も伸びています。
ただ、不安点としては円安の効果がなければ売上や営業利益が厳しかったのではないかというのが決算資料から考えることもできます。


全体的にプライシング効果や円安効果で増収増益となりました。しかし、日本だけでなく、海外全体的に売上が落ちてきていると文章があり気になりました。
タバコの値上げや健康の配慮等から需要が減りつつあるのも確かです。
今後円安が落ち着き始めてから業績を維持できるのは難しいと悲観的に考えています。

大幅な増配を発表をしました。期末配当を75円→113円と38円の増配です!!配当利回りは6.08→7.63%(10/31)ととなり利回りも大幅に上昇しました。

投資判断

現在のJTの株価は2,698円です。大幅な上方修正と増配が好材料として捉えられ株価は大幅に上昇しました。現在300株のみ保有していますが、利回りも大幅に上昇しているので今後も保有を予定しています。
投資判断としては、長期投資としては買い増しを行っていきたいと思います。
ただ、注意点としては長期としてという所です。悲観的に考えると今かなり増配をして株価が上昇していますが、今後円安がいつまで続くかわからない点や、ロシア関連事業の問題も解決したわけではありません。

リスクが顕在化して減配が余儀なくされたときおそらく今日と同じくらい下げていくでしょう。直近で新規の取得をする人は注意をして投資をしなければなりません。
長期投資という観点から、今の株価水準で仮に含み損を抱えつつもドルコスト平均法で淡々と購入して含み損を減らし株数を増やし配当の5%~7%を享受するという戦略であれば問題はないと思います。長期的に5年~10年というスパンで僕は投資を考えているので(変わる可能性はあります)、NISA枠では含み益を抱えているので、一般枠で購入して含み損を抱えても淡々と購入していきたいと思います。1000株を目指してコツコツと淡々と購入していきます。来年には600株には到達していたいです。

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