アステラス製薬に2024年3月9日に特定口座100株追加投資を行い、特定口座で500株、旧NISAで500株、合計1,000株となりました。
現在の損益状況は評価損益が▲338,515円(評価損益率▲35.35%)です。
予想配当利回りは4.4%です。含み損はかなり拡大していますね。ただ強がりではなく、本当にそこまで今の含み損はそこまで気にならなくなりました。
ただこれが含み損▲100万円とかになったらさすがにきついですが、仮に▲60万円ほどになってもちょっときついなぐらいな余裕になりました。
もし投資を始めたての頃でここまで含み損を抱えていたら、おそらく損切りしていたと思います。
なぜ含み損を抱えても辛抱できるのかというと心の防波堤になっているのは、アステラス製薬の今まで積み重なってきた配当金と他の投資先の含み益が順調であるというところから余裕が生まれているのだと思います。
配当金は2024年6月に受け取り予想で31,445円(=500株×1株35円+500株×1株35円*20.315%)となり、累積配当が94,101円の着地予想となっております。
含み損は抱えてはいますが、株価下落のタイミングを見計らって、資金と相談して株数を着実に増やしつつあります。
含み損は確かに増えていますが、含み損という所に焦点を当てているのではなく、僕が焦点を当てているのは配当金です。株数を増やしつつ、配当金も増やしつつ、着実に淡々と行っていく必要があります。株価下落が高配当投資に投資にリターンをもたらします。下落局面においての配当の再投資で保有株を積み増す配当の働きでさらなるリターンをもたらすと言及しています。下落相場の安全装置(プロテクター)と名称しています。
『株式投資の未来』で株価の下落局面で配当を再投資して株数を増やしていけば株価が上昇すればリターンの加速装置(アクセル)となると言及しています。
妄信してはいけないとは思いますが、そのような考えは方はたしかに一理あると思っています。
アステラス製薬の保有で含み損を抱えてはいますが、僕はこの投資がもし仮に失敗しても学ぶことが多いと考えています。
物事が順調で成功しているのであれば、学ぶことも限られていきます。
含み損の状態は誰でも嫌です。なぜなら、自分が判断したことがマイナスという状態になっている現状を見て、失敗したという現状を認めたくないプライドがあるからです。
なぜ自分だけこんなにも含み損を抱えているのに、他の人は含み益が増えているのだろうか、自分のやり方が間違っているのだろうかと考えてしまったりします。
僕は花王に投資をして損切りで▲50万円程失いました。
しかし、花王に投資をして失敗して、なぜ失敗したのか、どのようにすれば改善できるか、自分に何が足りていないかなど、リスク管理の仕方についての勉強など失敗が自分に色々指摘してくれます。
含み益が増えていてどんどん資産が増えている状態だったら、学ぶ機会がなかったと思います。
反省しないで投資を続けていたと思います。
そして今、アステラス製薬の含み損は拡大しています。
僕はこの現状に対して苦しいなという現状を感じる一方で、学べるチャンスが来たとも思っています。
最近、株の掲示板である言葉を見かけました。
それは、今の投資先があまり株価が上昇していないので、損切りして銀行株に投資をしていたが今含み益でホクホクで正解だったというコメントでした。
その時に、僕は違和感を覚えました。
たしかに銀行株などの金融株は上がっています。とてつもなく上がっていて、上がりすぎではないかと不安ではあります。
今の流れとして日経平均が上がっている中で、株価が上がっていないのはどうなの?みたいな感じの捉え方をされている銘柄があります。アステラス製薬もその銘柄に含まれています。株価が上がっていないので、他の人が儲かっている投資先に乗り換えて投資をして、また調子が投資先が良くなくなったら他の投資先に乗り換えるという考えは果たして長期的に見て資産は増えるのだろうかと思っています。
僕の以前からの考えとして新NISAが始まったら、短期投資が増えていく可能性があると考えていました。実際に、感覚的に短期投資が増えているのではないかと思います。
アステラス製薬の株価が下落していると、自分の考えの自信が揺らいでいきます。
自分が間違っているのではないかと。
株価が下落すると、もしかしたら減配するのではないかなど考えて、感情的に考えて焦って判断を下してしまう可能性があります。
たしかに配当性向も高くなり減配する可能性もあります。
大多数の人が配当性向という指標を見ているので、配当性向も100%超えて減配する可能性が高まっています。
しかし、大多数の人が配当性向という物差しで投資を判断していますが、その点においてアステラス製薬はDOE(株主資本配当率)という指標で配当を還元しています。
DOEという物差しで測るのであれば、減配はないとは考えられますが、それでも絶対に減配しないとは言えません、
しかしそこにこそチャンスが生まれるとも考えています。
大多数の人は配当性向が100%を超えているから減配もする可能性が高いから今は投資をしないほうが良いと考えていると思います。
僕はアステラス製薬はDOEを採用しているから、減配する可能性はあっても絶対とは言い切れないと考えています。だからこそ、今追加で投資を行っています。
だれもがこの銘柄が欲しいと思っている中で投資をするのは、株数も増えないと思います。
今から三菱UFJに投資をしてもここから株価が2倍になるというのは可能性は低いと思います。仮にウォーレンバフェットが投資をしても2倍は行くか行かないかくらいだと思います。
株価が上昇ている中で投資をしても含み益は増えにくいですし、株価が高まりつつある中でリスクが高まっていて、配当金を増やしていこうにも株価が上昇しているので配当利回りもそこまで高くないと思いますので株数を増やしたところで増配しても配当金は増えにくいです。
アステラス製薬のような誰もがそこまで投資をしたくないと思っている現状こそが今がチャンスなのではないかと判断しています。
今現在1,000株保有していますが、だからといって急いで投資をする必要はないと思います。
コツコツと淡々と冷静に投資を行っていきます。
もしアステラス製薬の決算の内容に明らかな変化があるのであれば、急いでいく必要もあると思いますが、今は着実に投資を行います。
分散投資を心掛けないとなと思っていますが、自分が良いと思う投資先がどうしても追加で投資したくなります。本当は日本製鉄かジャックスに3月投資をしようと資金管理していましたが、アステラス製薬が下がっている現状を見て、下げ過ぎではないかと疑問を感じて、すぐに投資を行いました。
コメント