今回は投資映画から学んだことをご紹介します。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』です。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は2004年から2006年の話でリーマンショックが起きる前に経済破綻の危機に気付い人たちの話です。
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の登場人物でマイケルバーリという人物から学んだことをご紹介します。
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』はなぜ住宅市場のバブルが弾けたのかを説明してくれるだけでなく、純粋に面白いです。
今まで何十回も見ていますが、俳優の中でブラットピットがいるとあったのですが、どこにいるんだと探していたら、この人ブラットピットだったのかと全く気づけませんでした。ウルフオブウォールストリートに出演しているマーゴットロビーも出ていたので、何度か見ると色々発見があるので面白いです。
常識を疑う
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の話の中では、住宅市場は安定していている中でマイケルバーリは住宅市場のバブルははじけると言いました。しかし、アメリカの国民の大半の住宅ローンが支払えなくなるなんてあり得るのかと周りからは思われていました。住宅市場が安定している中で、住宅市場が破綻するなんて誰もが思わないです。銀行マンや証券のアナリストなどの金融のスペシャリストたちは
住宅市場が安定しているという常識から、住宅市場が破綻するなんてばかげていると考えます。
時が経つにつれて、住宅ローンの債務者が債務不履行になる人が増えていきました。
住宅バブルがはじけて株価も大暴落、失業者も増え金融に大打撃を受けました。
マイケルバーリは目の前にある常識について疑い、世間の考え方や価値観にとらわれずに考え行動に移しました。
マイケルバーリは映画の中で、住宅市場が崩壊するほうに賭けて空売りを行います。
しかし、顧客からはなぜそんなことをしたんだ、気でも狂ってるのか、お金を返せなどメールだけでなく、電話も鳴りやみません。そんな孤独な中で、味方がいない状態で罵詈雑言を浴びせられた状態になったら、自分の考えを貫く通すことはできるだろうかと考えたら僕には無理で絶対に周りの意見に屈してしまいます。
マイケルバーリも自分の考えが間違っているのではないかと疑心暗鬼になりますが、最終的に空売りに成功しました。映画の中でマイケルバーリも言っています。「この2年、自分の内臓が自らに食われているような気がした言っています。自分が尊敬する人は何も言ってくれない、話すのは代わりに弁護士だけ。人は価値判断を専門家にゆだねたがるが、選んだ専門家は事実や調査結果とは無縁の人たちで彼らは堂々としていて、親しみやすいからだ。」
マイケルバーリは政府に連絡を取り、金融崩壊の兆候になぜきづいたかを教えようとしたが、返事はなく監査に4回遭い、FBIに尋問されたとありました。
自分の考えが合っているかがわからないときに、他人の意見と同じことで安心することのほうが多いです。授業の時に、2択を選ぶように言われたときに、自分を除いてほとんどの人がAという答えで、自分一人だけBの答えを持つのは、自信がなくなってしまうと思います。
自分も株式投資で基本逆張りで投資をしているので、人が買っている時に投資を控えたり、人が買わないときに投資を行っています。自分の考えに自信がなくなってくるときもあります。
目の前にある常識は本当に正しいのかどうか考える必要があります。ディフェンシブで優良株で連続増配株だから買うべきと周りの意見があり購入を失敗した自分がいます。
リース会社の業績はとても良く人気ですが、株主還元も良いからと配当性向も低いので安定的だからとって、本当に大丈夫か?
高配当株の勢いはいつまでも続かない、株価も低迷していく場面があると考えていくべき。
それって普通ですよねとか常識ですよねとか言われたときに、一旦本当にそれは当たり前なのかを考えてみるべきです。
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