投資で資産を増やす鍵とは?企業分析も大事ですが、自分の理解をすることも大事。

学ぶべき投資スキルについて

今回は最近頭の中で考えていた投資で資産を増やす鍵は企業分析より自分の理解を行うことが大事であるなと思いました。
僕はそこまで企業の分析力に長けているわけではないので、どうすれば価値を提供できるか考えたときに、自分の経験値を言語化して学びや気づきなどを発信していてく方向性でいます。一つの記事を読むと、一つの学びや気づきなどだけですが、継続して記事を読むことで経験値や学びや気づきが蓄積されて、さらに過去の記事を読み繰り返しインプットすれば、高配当投資家のリターンに直結してくれるのではないかと思います。

投資で資産を増やす鍵とは?企業分析よりも自分の理解をすることのほうが大事について考察していきます。

投資で資産を増やす鍵とは?企業分析よりも自分の理解をすることのほうが大事

僕は投資はスポーツだと思っています。スポーツで勝つにはどうすればよいかと考えたときに自分の能力が全体的に平均以上ある必要があると思います。

例えば卓球で例を挙げます。卓球では、攻撃型と防御型でスタイルが違います。卓球で勝ちに行こうとしたときに、ドライブがめちゃくちゃ上手くて誰もが取れない球だとしても、ラリーが続かなかったりしてミスをする、体力がなくなり後半戦で打つ体力がない、サーブで自分でミスをしたりなどをすれば、卓球で勝つ見込みが大幅に減ります。

以前ご紹介した『敗者のゲーム』の内容の中で、テニスについて言及しています。
プロのテニスは、勝ち負けは勝者の行動できまります。長いラリーで勝ち取る、強力でコントロールが良いショットを打ち、一流の選手はミスをしないとあります。
一方のアマチュアのテニスは、ボールはネットにかかり、サーブもミスしたり、強力なショットは打てますがコントロールは良くない、アマチュアの選手は自分のミスが重なり負けてしまいます。やるべきことは、ミラクルショットを決めるのではなく、ミスがない確実なテニスを行うべきだとあります。

『敗者のゲーム』から学ぶ投資について
今回は投資をする上で役に立った投資本をご紹介致します著者名はチャールズ・エリス氏です。 学歴 エール大学卒 ハーバード大学M.B.A, ニューヨーク大学博士号 経歴 ロックフェラー基金、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットを経て   197...


自分が他の人と比べて得意な分野があったとしても、その他のスキルが平均以下だった場合に勝つ見込みは減ります。
投資では、自分の企業分析力が誰にも絶対に負ける自信がないスキルがあります。しかし、企業分析して投資をしても、割高で投資をしてしまったり、下げ続けてる株をみることができずメンタルがボロボロになり狼狽売りをしてしまったりしまいます。
だからこそ、一つの能力が他の人と比べて高いことは大事ですが、もっと大事なのは投資家として一つ一つの能力を平均以上に伸ばしていき、総合的に能力を向上させたうえで自分の一番得意なスキルが他の投資家に競争優位性があると言えるのだと思います。

投資に再現性はないと思っています。以前、大学生の時に塾の講師を4年ほどしていましたが、人には個性があり、得意な分野、苦手な分野があります。良い所はより伸ばしていき、苦手なところを平均以上にすることで結果を残すことができます。
生まれた環境や、考え方価値観、何が好きで得意かなど一人一人ちがいます。

投資において、自分の弱いところは人によって違います。
自分の弱い所は失敗によって浮き彫りになります。

例えば、僕は投資で失敗した経験で花王の失敗談があります。

投資失敗談③-花王のナンピン買いでの失敗について
この記事では投資の失敗談を書いています。失敗談を読むことで、経験値に繋がり失敗を避けるにはどうすればよいか学ぶことができます。この記事を読んで少しでも投資成績が向上されれば幸いです。

投資において感情を用いて判断したことが含み損をさらに拡大せてしまいました。
この失敗から、自分はメンタルが弱いんだと認識しました。メンタルについてどのように保つことができるか調べて、日々の生活にストレスを減らすように努力したり、ランニングを欠かさないようにしたり、心理学についての本を読み漁ったりしました。

以前よりかは感情による判断をしなくなりました。今の感情について考える余裕が生まれました。感情的なので今は判断を下すべきではないと考えられるようになりました。

自分が失敗したときに、認めて何が弱点なのかを理解する必要があります。弱点克服のために自分で調べて考えて、対策をしていく。次に失敗して同じ失敗だったら、また対策をする必要があります。違う失敗だったら、何が原因だったかを分析して改善していく。
そして、自分の強みは何なのかを理解して投資をしていき、自分の勝ちパターンを発見していく。
これが投資で資産を増やす鍵になるのではないかと思います。

よくこれをやれば投資はすぐに儲かるとかうまい話があります。
投資はすぐに儲かるとか、そんな簡単なものではまったくありません。
日々情報収集して、勉強したり、暴落にも耐えるメンタルも必要で、自分がやっていることに対して疑心暗鬼になってしまい、そういった時間を繰り返し過ごすことでようやく果実を得ることができます。

自灯明法灯明という言葉あります。これはお釈迦様がなくなる寸前に、弟子の行く末を心配して残した言葉です。自灯明とは自分自身を信じて生きることです。つまり自分で灯りをともして、自分の力で生きて行くことです。


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