『バビロンの大富豪の教えに学ぶ』を読んで思った、お金の考えは昔も今も変わらない。

投資関連本

最近名著である『バビロンの大富豪の教えに学ぶ』を読みました。2024年の目標の1つとして読書本数100冊を目指しています。今回読んだ『バビロンの大富豪の教えに学ぶ』は知る人ぞ知る名著で、読んだことがある人も多いと思います。
名著は時代が流れてもお金の考え方や本質は変わらないなと考えさせられます。『バビロンの大富豪の教えに学ぶ』は現代でお金の本がたくさんでてきても、これだけ読んでおけばいいのではないかと思うぐらい本質が書かれていて学ぶべきことがあります。
自分が学んだことについて共有します。


収入の一部を自分のためにとっておく。お金の使い方の意識を持つ

収入の一部を自分のためにとっておくという言葉は資産形成でよく言われていて聞いたことがあると思います。
著書の中でも、収入の一部を自分のためにとっておくという言葉が述べられています。
この意味として、お金の使い方を無意識ではなく意識的に使えというメッセージが含まれているなと思います。
本の中であるやり取りがあります。
収入の一部を自分のためにとっておくことが富への道をみつけた瞬間だと言われ、
収入の全部は自分のもじゃないんですかと聞いてみました。
君は、普段暮らしていて、服や靴などに支払いをしたはずだ、君の手元にお金はあるのかと富豪は聞きました。君は自分以外の人間のために働いている。主人がくれる食べ物と服のために働いている奴隷と変わらないと富豪は言いました。

この内容の文章を読んだときに、お金を使うというのはどういうことか考えさせられました。
現代の日本はサラリーマンは給料が入ってきます。給料が入ってくると所得税や住民税、社会保険料など負担がのしかかってきます。僕が学生の時にアルバイトをしていた時や新卒の時には給与明細を見ても手取りしか見ていませんでした。税金や社会保険など全く興味はありませんでした。
しかし、今思うと手元に入った給料は最初に国にお金を渡して、住んでいる市町村にお金を渡していき、いつのまにかお金が少なくなっていきます。さらに、飲食代や家賃など人のために支払い、娯楽にお金を使ったりして人のためにお金をつかい、自分以外のためにお金を使い、結果お金がない状態が続き、何か自分の身に何かあった時にお金を蓄えておこないといけません。

自分は自分以外の人間のために働いているというのは、ぐさっと来る文章でした。
自動車を買うためにローンを組み、お金を支払うのは、お金を借りている人のために金利を支払い、車を売っている人のためにお金を支払います。国に税金を納めるために働き、お金を借りているひとのために働くようになり、何か買うごとにお金が残らず、さらに自分の首を絞めて、負のループに陥ってしまいます。

自分のために収入の一部を貯める必要があります。

『バビロンの大富豪の教えに学ぶ』では貯めたお金でお金を増やすことについても言及しています。
ただお金を貯めるだけではだめです。自分の収入の一部を有効活用していく必要があります。
株式投資や投資信託、債券など様々な投資先があります。
また自己投資も絶対に欠かせないと思っています。
最近ではよく、2025年問題と言われる問題が取り上げられます

2025年問題はベビーブームで生まれた団塊の世代が後期高齢者になることによって、国の負担が多くなり、社会保険料の急増や増税など様々な影響を及ぼすことです。問題なのが社会保険料が増加しても増税しても、手取りが少なくなったことになぜという意識が向いていないことです。
頭の良い人たちが作ったルールに対して、屈服してしまっています。

2025年ごろには、さらにお金を貯めることは難易度があがります。
だから、今すぐ難易度が高くないうちにお金を貯めたほうがいいと情報発信者が不安をあおるように言います。確かに、僕もお金は貯めていくべきだというのは賛成です。
しかし、自分の人的資本である給料も上げていく必要もあるので自己投資に対してお金をかけていくべきだと思っています。
今のお金の貯める難易度が高くないので今貯めていても、2025年ごろに社会保険料が上がって、税金の負担が上がって、給料が横ばいでしたとなった時にお金を貯めるのもわずかになってしまいます。
であれば給料を上げていく必要があると思います。
たまに、給与は変わらない、給与が下がる一方だとか、国の増税のせいだとか何かのせいにする考えに接する時があります。
給料が低かったら転職を視野に行動すればいいですし、会社に自分の年収を上げてもらうように交渉してもらうとかもありますし、何か行動に移すべきだと思います。
自分の年収が上がらないのであれば、不平不満を言って何かのせいにして思考停止になるのではなく、どうすれば自分の年収を上げられるか、今使っている時間を自分のスキルアップのために勉強や資格のために勉強や、副業をしてみたりとかそういう選択肢があってもいいんじゃないかと思います。

年収が上がらなかったり、試験に不合格になるかも、副業も失敗してしまうんじゃないかと思ってしまうかもしれませんが、失敗は経験になりますし、何も行動をしていない人よりも生きてるなと思います。
何かに失敗すれば悔しいなとか、もっと頑張ろうとか、どう成長すればいいかとか気持ちや人生を前向きに考えることができます。何か問題があったときに悲劇のヒロインのように、もうだめだ、なにも上手く行かないより諦めずに挑戦していった方が僕は好きです。

先取時間投資について。時間を最優先に自分自身へ投じる。サラリーマンとしての価値ではなく、自分自身の価値の最大化を図る。
今回は先取時間投資について考えてみたいと思います。先取貯蓄は聞いたことがあると思いますが、先度時間投資とは??と思う方もいらっしゃると思います。先取時間投資は自分が先取貯蓄のアイディアを時間でも同じように使えるのではと思ったのがきっかけで考...

お金を貯めていくことも大事ですが、同時並行に自分への投資も欠かさず行い、金融資本に同時に投資をすることも大切です。
金融資本に種を植えて育てることも大事ですが、自分への成長の種を植えて成長していかなければなりません。種を植えたからといって、枯れてしまったりして失敗するかもしれません。しかし、それでも、育てたという経験はどこかで活きてくるはずです。
僕はブラック企業で、精神がきつい時がありましたが、何とかしぶとく会社で働きました。なぜこんなぼろ雑巾のようになりながら働かないといけないんだと思いながら、この会社に依存しないでも食べていけるようになってやると心に決めて、今まで過ごしてきました。
自分の価値を高める努力を怠らず、お金を節約しながら金融資本も少額から初めて毎年積み立てて育ててきました。

今後も僕は自己投資を欠かさず行い長い目で見て成長していきます。時間はかかるかもしれませんが、結果として目に見えていないだけで何かしら絶対に何か実っているものがあるはずです。
金融資本も長い目で見て成長していくように、時間をかけて育てていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました