NTT(日本電信電話)【9432】2022年度第2四半期決算について検証してみました。株価は上昇しているがまだ投資先として魅力あり?

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NTT(日本電信電話)【9432】2022年第2四半期決算が発表されましたので記事にします。
NTTはディフェンシブ銘柄で不景気にも負けず業績も堅調で株主還元も手厚く行われています。
株主還元では配当金は増配傾向で、自社株買いも頻繁に行われています。

株価は順調に上昇傾向にあり、株主還元、成長性、株価ととてもよく個人投資家にとても人気です。


NTT(日本電信電話)【9432】2022年第2四半期期決算について簡単に解説していきます。

2022年第2四半期決算全体

営業収益は6兆2861億円(前年同期比6.8%増)、営業利益は9,965億円(前年同期比1.3%減)、四半期利益は6,966億(前年同期比3.1%増)となりました。営業収益と当期利益は過去最高を1Q同様更新しました。素晴らしい!


営業収益は総合ICT事業が2兆8,998億円(前年同期比0.7%増)、地域通信事業1兆5,475億円(前年同期比1.3%減),グローバルソリューション事業1兆9,730億円(前年同期比14.3%増),その他(不動産、エネルギー等)7,754億円(前年同期比22.9%増)となりました。

営業利益は総合ICT事業が5,765億円(前年同期比0.1%増)、地域通信事業2,641億円(前年同期比9.1%減),グローバルソリューション事業1,144億円(前年同期比7.3%増),その他(不動産、エネルギー等)542億円(前年同期比8.6%増)となりました。

グローバルソリューション事業が営業収益、営業利益が大きく伸ばしています。
グローバルソリューション事業ではクラウドサービス、データセンターサービス、マネージドサービスおよびシステムインテグレーションなどの多様なサービスを行っています。

NTTは世界の大手データセンター事業者で1,300MW以上の電力容量が供給可能な規模のデータセンターを世界20か国・地域以上に保有しています。またNTTはMacquarie Asset Managementと2022年3月戦略的パートナシップを結んでいていて、海外展開に積極的に行っています。Macquarie Asset Managementは調べてみるとインフラストラクチャー、再生可能エネルギー、不動産、農業、天然資源、アセットなど取り扱う資産運用会社です。

今回の決算の資料で総合ICT事業でドコモの事業の今後の戦略について記載がありました。
今後注力する事業としては金融・決済、電気、メディカル事業などのスマートライフ事業とモバイル・クラウド・ソリューション等の法人事業に注力していくようです。

気になるのは、そこまで認知度ってあるか?というのが認識です。docomo電気ってあまり聞かないなというのが印象と法人でもそこまで利用しているか?という疑問点が湧いてきます。KDDIのほうが上手く宣伝できていてau電気とか使用している会社や個人などが多いように思えます。
メディカル事業でも今後浸透するかかなり不安視しています。

決算資料からは楽観的な数字の成長見込みとなっていますが、あまり期待はむずかしいなと考えています。

投資判断について

NTTの株価は3,874円、配当利回りは3.10%となっています。
今までが上げすぎていたので、直近では株価は下落していますね。あまり上げすぎても、心配になるのでこれぐらいがちょうどよいです。
現在僕は少ないですが200株のみ保有しているので、購入すると含み益が減ってしまうのでこれ以上は購入は検討はしていないです。もしかしたら、違う証券口座で購入もするかもしれないです。それぐらいお気に入りの銘柄です。NTTの株を持っていない人は長期投資という観点から100株持っていても良いと思います。今の株価から投資をして含み損を抱えてもナンピンで株数を増やすことができますし、市場からはディフェンシブ銘柄として認識されていますので株価の値下がりもそこまで極端に下がるということは考えにくいです。(菅さんの携帯料金値下げの時は下げましたが・・・)

世の中絶対はないので、分散的に投資をするべきですのでNTTをポートフォリオに入れておけば安定感も増していくでしょう。

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