沖縄セルラー電話【9436】2023年3月期決算発表しました。今期も連続増配達成で投資先として欲しくなってきました。

★★★★欲しい銘柄

沖縄セルラー電話【9436】2023年3月期決算が発表されましたので記事にします。
以前まで株価が上昇してきていて沖縄セルラー電話に投資をするのは微妙だなと思っていました。
今年にKDDIに投資をして思いのほか良かったです。KDDIは債券のような役割を果たしてくれればなと思っていましたが、業績も安定的で、増配もしてくれて、株価もそこまで大幅に下落するというリスクが大きくはないです。
沖縄セルラー電話も同様に業績がとても安定的で、自己資本比率がとても高く、キャッシュフローも素晴らしいです。株価の上昇はそこまで見込めませんが、ポートフォリオ全体の下落耐性をより強固にしていくという選択肢としてありだなと、今回の決算を受けて見方を変えました。

沖縄セルラー電話【9436】2023年3月期決算について見ていきます。

2023年3月期決算全体について

営業収益は772億円(前年比5.3%増)、営業利益は159億円(前年比4.7%増),当期利益108億円(前年比1.8%増)となり、増収増益となりました。営業収益は通信ARPU収入(利用者1人当たりの平均収入)は減少をしましたがauでんき売上や端末販売収入の増加がカバーして増収となりました。モバイル総契約数も順調に伸ばしてきています。通信事業も頭打ちになってきているので将来的に非通信事業が今後成長していくうえで鍵となります。営業利益は通信ARPU減となりましたがau電気売上が増加とコスト削減が奏功して増益となりました。au電気の売上は上がったは良いもののau電気の営業費用も大きく増加しています。燃料費高騰が収まれば沖縄セルラー電話の利益も回復してより安泰になっていくでしょう。キャッシュフローの流れも堅実で素晴らしいです。2023年3月期は投資キャッシュフローにお金を回しているというより財務キャッシュフローにお金を使用しています。財務キャッシュフローでは、自己資本比率が高いので返済にお金をしようというよりは株主還元に力を入れています。昨年より財務キャッシュフローが増えたのは自社株買いでの支出が多くなったためです。また子会社株式の取得のため財務キャッシュフローの金額が増えました。2024年3月期も増配してくれて、88円→90円となります。増配率はそこまで高くないですが、燃料費高騰の影響が薄まっていき、auでんきの採算性が採れるようであればさらに増配をしていく可能性が高まりますので、かなり期待しています。自社株買いも行っていて、消却も行っているので一株の価値が高まっているので長期投資先としてとても魅力があります。

(沖縄セルラー電話決算説明資料引用)

(沖縄セルラー電話WEBサイト引用)

沖縄セルラーのau電気純増契約数を見てみると3Qにおいて大幅にマイナスになっているのは2022年11月に燃料費調整額上限を撤廃した影響で解約が増加しました。電気料金は、最低料金、電力量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整額の合計から成ります。燃料費調整額は燃料調整単価×使用電力量で計算されます。燃料費は為替レートや原油価格などの影響を大きく受けることから、必要な燃料の価格変動に応じて調整されます。今回のウクライナ問題の影響で大きく燃料高の影響を受けています。一般家庭の変更前と変更後の料金を見ても差額で大きく違います。大幅にau電気純増数は減ったものの、僕の考えではいつまでも燃料費高騰が続かないと考えますので、燃料費高騰が収まっていけば沖縄セルラー電話の収益も改善されていくと思います。

投資判断

沖縄セルラー電話の株価は現在3,010円、配当利回りが2.99%です。以前まで沖縄セルラー電話に対して購入を躊躇していました。株式分割前は5,000円台と高く、5年後の株価を試算しても今の現在の株価は適正水準で業績が悪化したときに株価下落した場合に持ち続けられるかと考えたときに難しい投資先でした。最近では考えが変わりつつあります。今年に入って初めてKDDIに投資をしました。現状は含み益が多く含んでいるわけでもないです。+12,000円程の含み益です。KDDIは今年株価が4,000円台から下落する場面があり含み損を抱える場面がありました。含み損を抱えても、長期的に見たときに増配の可能性も大きくあり、成長性もゆっくりですがあります。株主優待で人気の銘柄なので、株価が下落しても下落耐性があります。KDDIに投資をしたときに、質の高い投資先であるなと考えさせられました。仮に配当利回りが高いソフトバンクkkに投資をしていたら、投資効率があまり良くなかったかもしれません。含み損を抱えてナンピンして配当を享受するのは良いことですが、自己資本比率も低く配当性向がかなり高いので減配をした場合に株価も大きく下げて、下手にナンピンしていく可能性もあります。そうなるとKDDIに投資をしてよかったと思います。短期的な高配当でつられるのではなく長期的に見て投資をしたほうが投資の質が良い気がします。
また最近では現在配当利回りが低くても、増配を意識した会社に投資をしていくほうが投資の質が高いのではないかと考察しています。
現在僕はアステラス製薬をNISAで保有していて今年200株追加で投資をして500株になりました。アステラス製薬は増配をしてくれたので60円→70円(増配率16.7%)になりました。
500株保有で、取得単価の利回りは3.7%、年間の配当金は30,000円→35,000円となっています。
増配の威力を知りました。個人投資家に人気なeneosで、100株45,000円程で購入でき、年間配当金が100株2,200円程です。アステラス製薬の増配で5,000円増えて配当金をが増えるのと(90万円程投資はしますが)、eneos200株を購入して4,400(200株×一株配当22円)円の配当金を受け取るかを考えたときに、アステラス製薬のような増配する企業に投資をしたほうが長い目で見たときに質の良い投資先へ育っていくのではないかと思います。もちろん保有株のアステラス製薬だけでなく、保有株のNTTや伊藤忠商事もそうです。現在の配当利回りはそこまで高くないですが、毎年増配してくれる投資先を厳選すれば長期的に見て資産の増加と共に配当金の受け取る金額も増加していきます。取得時の配当利回りも上がっていくので株価も上昇していく可能性もあります。eneosやJTのように最初から高配当である金のなる木を購入することは選択肢としてよいと思います。ここ最近になって増配の威力のすごさに気づき始めました。投資金額が増えてくると、実感してくると思います。まだ決算の発表はされていないですがNTTや伊藤忠商事、KDDIの決算で増配してくれると期待しています。増配すると配当金の増えるスピードも上がってくるので、改めてブログの記事にして共有したいと思います。

話は逸れてしまいましたが、結論沖縄セルラー電話に投資をしていきます。KDDIのように連続増配してくれて、自社株買いも行われています。キャッシュフローもとても流れがよく、自己資本比率は80%台と高財務です。現在配当利回りは約3%と高配当ではないです。それでも長期的に見たときに、増配してくれて、株価もゆっくりではありますが上昇し続けています。ただ、株主優待を廃止する可能性があるとIRでありましたので注意しないといけません。仮に株主優待を廃止しても魅力はあり、株価が大きく下がるようであればチャンスですし、TOBという可能性もあります。今年のどこかで投資をするか、来年の3月までに投資を検討中です。

まとめ

きょうを含めてゴールデンウィークの休みもあと3日となりました。水曜日と木曜日の休みは株式分析や読書、筋トレに時間を自己投資につなげました。休みに遊ばないなんてそんなんじゃつまらないよと言われそうですが、僕としては将来への投資として時間を投じています。人が遊んでいるときに努力して、人が努力している時も努力して人的資本を高めていきたいです。おそらくダラダラ惰性でyoutube観たり、テレビ観て時間を消費したりなどよりかは時間を投資していきたいです。
現在努力して未来の僕に贈り物をしている状態です。未来の僕は過去の自分に感謝すると思います。
今の自分の行動をしているときに10年後の自分がタイムトラベルで来たときにどういうか、何やってるんだと叱られるか、ありがとうと感謝されるか、それはわかりません。
今日も株式分析や読書、筋トレを行い自分を高めていきます。明日も変わらず努力したいです。
明後日の休みも頑張れればと思います。
すこしでも何か将来への自分に向けて努力する行動の一助になれば僕としては嬉しいです。
今日は読書で『千円投資の公理』と、『幸福の資本論』、『自省録』を読む予定です。

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