積水ハウス【1928】2023年1月期通期決算発表!増収、増益、増配、配当下限、自社株買い!!

★★★★★ 欲しい銘柄上位

積水ハウス【1928】2023年1月期通期決算が発表されましたので記事にします。
積水ハウスは高配当株で株主還元も手厚く財務健全性も高い高く個人投資家に人気な銘柄です。
今回決算発表と同時に前期の配当の増配と、今期の配当を増配を行いました。また自社株買いも行うとありました。すばらしいです!積水ハウスのホルダーの方はおめでとうございます!!
僕も一時期狙っていたのですが、いつの間にか株価上昇して機会を逃してしまいました。

積水ハウスの2023年1月期通期決算の決算内容を見ていきたいと思います。

2023年1月期通期決算全体

売上高は2兆9,288億円(前年同期比13.1%増)、営業利益は2,614億円(前年同期比13.6%増)、当期純利益は1,845億(前年同期比19.9%増)となり増収増益となりました。
売上は事業別にみても請負型、ストック型、開発型、国際事業の全体の売上が上昇していて勢いがあります。営業利益は開発型と国際事業の事業が利益に大きく貢献しました。

事業別

<請負型ビジネス>

戸建住宅事業-増収減益
売上高3,524億円(前年同期比0.1%減)、
営業利益393億円(前年同期比9.8%減)

・賃貸住宅事業-増収増益
売上高4,261億(前年同期比11.0%増)
営業利益584億円(前年同期比4.2%増)


・建築・土木事業-増収減益
売上高2,987億円(前年同期比14.1%増)
営業利益132億円(前年同期比12.8%減)

請負型ビジネスでは賃貸住宅事業が売上、利益ともに好調なようです。
理由としては電力売電などで収益性を高めながら、脱炭素に貢献する賃貸住宅「シャーメゾンZEH」がどうやら鍵なようですね。太陽光発電の電力を各戸に配分することで、入居者が利用し売電もできることもできるようです。前々からシャーメゾンZEHはCMで気になっていました。

調べてみるとシャーメゾンZEHのメリットは太陽光発電で創エネ・省エネ・消費電力を減らす断熱で光熱費の削減や余った電力は売電もすることが可能などがあります。入居者にブランドとして認知されているようですね。また世界中がCO2削減や地球にやさしいエネルギーを考えて行動に移して、お金も流れています。国が支援しているとなると恩恵も出てくると思います。三菱商事の洋上風力発電もそんな感じがします。建築・土木事業は売上は大幅に増収したものの利益は減益となっています。営業利益の減少は資材価格の高騰の影響と前期の大型案件受注減によるものです。

<ストック型ビジネス>

・リフォーム事業-増収増益

売上高1,659億円(前年同期比6.2%増)
営業利益275億円(前年同期比7.9%増)

・不動産フィー事業-増収減益

売上高6,192億(前年同期比5.9%増)
営業利益506億(前年同期比0.4%増)

積水ハウスのシャーメゾンの供給により管理受託戸数が堅調に増加したのと積水ハウス不動産不動産ホールディングスが質の高い建物管理のサービスを起こった結果不動産フィー事業は好調なようでした。リフォーム事業では創エネリフォームやファミリー スイート リノベーション等の提案型リフォームがなかなか好調なようです。また大規模受注割合が拡大しているのもカギとなります。

受注の拡大の要因はこどもみらい住宅支援事業が受注に寄与しているとのことです。こどもみらい住宅支援事業は2021年の補正予算で新たな補助金制度とありました。
子育て世帯や若者夫婦世帯が建築・購入する省エネ性能の高い新築住宅に最大100万円、省エネリフォームは最大60万円が補助されます。国の制度を活用して需要を予測して事業として上手く立ち回るのはさすが積水ハウスだと思います。情報感度はやはり大事だなと実感します。

<開発型ビジネス>

・分譲住宅事業-増収増益
売上高2,382億円(前年同期比24.4%増)
営業利益207億円(前年同期比42.8%増)

・マンション事業-増収増益
売上高908億円(前年同期比0.3%増)
営業利益134億円(前年同期比7.3%増)

・都市再開発事業-増収増益
売上高1,353億円(前年同期比31.7%増)
営業利益150億円(前年同期比33.5%増)

開発型事業もとても好調なようです。なかでも都市開発事業は売上利益ともに大幅に増加しています。マンション事業では、環境に配慮した、ZEH基準と快適居住性能を両立した超高層タワーレジデンス「グランドメゾン上町一丁目タワー」(大阪市中央区)等の販売が好調に推移しました。積水ハウスの立ち位置から、世の中の会社のあり方がサービスとしてどれくらい付加価値がつけられるかだけでなく、地球に対してどのようなサービスを行うかという流れになっているのですかね。地球に対してどのようなサービスかというのは、周りに言ったら変人扱いされそうなので、とりあえず投資のアイディアとして温めておきたいです。

<国際ビジネス>

国際事業

売上高5,211億円(前年同期比34.0%増)
営業利益748億円(前年同期比14.2%増)

売上の増加や営業利益増加からも積水ハウスは国内を基盤として着実に海外で事業を展開しつつあります。積水ハウスは大和ハウスと比較されて、海外事業がそこまで伸びていない、国内は人口減少しているなどで業績に対しても悲観的にみられることが多かったです。積水ハウスは海外事業にも力を入れていて、海外の会社を積極的に買収なども行っています。ただ、アメリカの不動産の価格高騰や金利上昇など需要がどうなるかは不透明感がありますので注視しないといけません。

投資判断

積水ハウスの株価は現在2,771円です(2023年3月10日)。配当利回りは増配したことで1株118円となり、4.32%となりました。株価も良い具合に伸びていますね。また積水ハウスは配当の下限として1株110円と決定しました!!下限を設けることで、減配はせず安心して保有することができます。1株110円だと配当利回りは3.9%です。
現在の投資判断としては、購入したい株の上位になっています。
現在の株価から投資をするとなると含み損になる可能性は高いですが、それでも株主還元の意識の高さや、財務健全の良さ、ゆっくりではありますが成長してきている点など総合的に判断して投資先として今後も10年先もあり続けるであろうという考えから欲しい銘柄になっています。
高配当株が3月に集中しているので分散させたいという選択肢からJT以外で主力候補を考えていたので僕のポートフォリオにぴったりだなと思ったので主力として育てたい気持ちがめちゃくちゃあります。
大和ハウスは以前積水ハウスと比較分析したときに僕には合わなかったので投資は考えていません。

業績比較分析(積水ハウスVS大和ハウス)。業界大手ハウスメーカーの売上、当期純利益、株価等の比較推移を検証。
この記事では積水ハウスと大和ハウスの業績の比較をしています。 この記事を読めば、比較検討して投資先としてどちらを選ぶべきかの判断材料になるはずです。 積水ハウスか大和ハウスの投資検討している方は必見です!

とりあえず情報収集を行い、IRに質問等投げたり、有価証券報告書など過去のものをじっくり読んで投資をしていこうと思います。

まとめ-シリコンバレー銀行の経営破綻について

ニュースでシリコンバレー銀行が経営破綻したとありました。なかなか重いニュースが出てきたなと思います。リーマンショック以来の規模の倒産らしいですね。アメリカの銀行株は軒並み下落しています。Twitterを観察すると悲観的になり恐怖という感情の人が少しずつ増えてきたような気がします。恐怖という感情は伝染するのかもしれません。
日本国内の銀行株も昨日軒並み下落していました。今までが株価が上げすぎなような気がしたので、驚きではなかったです。
ここからどうなるかが興味深いですね。リーマンショックの再来とか、大恐慌が来るか、連鎖で倒産かなどでニュースが恐怖心をあおり、人に恐怖を植え付け、株価の大暴落があるかもしれません。

株価が大暴落したときは、ビビりな僕ですが、恐怖を友として受け入れ、不快感の中で投資をしようと思います。今投資するのは悪手だろとか、株なんてよせと言われようが、100人中99人が否定したからといって99人が間違えているかのせいもあるので投資を実行しようと思います。

『他人が慎重さを欠いているときほど自分たちは慎重に事を運ばなければならない』に学ぶリスクをコントロールする
最近はバリュー株が多い高配当株が軒並み上昇しています。商社株や銀行株、だけでなくPBRが1倍以下の銘柄に注目が浴びていて、高配当投資家は含み益が増えていて資産の増加が眼に見えている方が多いと思います。この良い流れの中でふとある言葉が思い浮か...

他人が慎重になっている時こそ、買いだと思います。恐怖に囚われず、周りのノイズに耳を貸すのではなく、自分の考えに耳を貸すべきです。こんな偉そうなこと言って大暴落して投資に大失敗したら笑ってやってください。この大失敗が誰かの教訓になればいいなと思います。
大暴落したらマジで怖いんだろうな、シュミレーションしただけでも怖い。資産が半分になったらと考えたら、禿げそうですね。株価が大暴落したら、もっと株価が下がったらとか考えずに楽観的に投資をしようと思います。落ち着くために素数を数え始めるかもしれません(笑)。まあ死ぬわけではないと思いますので、revengeよりeasy revengeで気楽にやれたらやります。


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