株価が不安定な状況の中で思ったこと、投資規律はやっぱ大事だなと実感。

思考法

シリコンバレー銀行の経営破綻で日本の金融株はかなり下落していました。昨日日経平均はプラスに戻りましたが、まだまだ不安は消せないと思います。
3月15日にニュースでスイスの金融王手のクレディスイスグループ株の株価急落がありました。チューリッヒ市場で一時31%安となりました。クレディスイスへの追加投資を筆頭株主が否定的とと伝わったことが要因となります。

まだまだ投資は様子見ですが、今まで学んできたことが少しずつ活かせてきた?投資規律の重要性

銀行株の良くないニュースが立て続けに欧米で報じられています。預金が大丈夫か心配になり、お金を引き出しているという人が列で並んでいるのをニュースで見ました。他人事で見ていますが、もし自分がそのシチュエーションに遭遇した場合を想像していました。日本で地元に銀行に朝から列が並んでいて、預金が引き出せなくなると列で並んでいる人が焦りながら待っています。並んでいた人は後ろを見ると、行列が時間が経つとともに増加していき自分の預金は大丈夫だろうかとより不安が重なっていきます。その場面に出くわした時に、自分も同じ行動にとらずに済むことができるか?恐怖という感情が先行して、理性的に判断できるかと言われたら難しいです。
株式市場でも同様に考えると、みんなが売りに並んでいるのを見たら自分も危機感を感じて恐怖に囚われて狼狽売りをしてしまうと思います。
金融セクターが今までが上がりすぎていたので投資を見送っていて判断としては正解でした。金融セクターの株価上昇局面の時に、株価上昇に魅力を感じてまだ株価が上がっていない金融セクターを探してMS & ADに無理に投資をしないでよかったです。あの時はどうかしていました。MS&ADは株式分析したときに良い会社ではあると思ったのですが、何かひっかかって投資判断まで至りませんでした。
しかし、MS&ADの株式投資への魅力は高まりつつあると思ってはいます。情報収集を行い魅力があると認識しつつあり、株価も下がっている局面ですので配当利回りも上がってきています。

MS&ADホールディングス【8725】の投資判断を考える。増配傾向にあるが、株価はまだ割安か?
「MS&ADホールディングス【8725】へこれから投資をしようか考えている」「MS&ADホールディングス【8725】の株価、業績や株主還元について知りたい」この記事はそのような方へ向けて書いています。 本日もご覧いただきありがとうございます...


株式分析したときにめちゃくちゃ欲しいなとならなかったのは、びびりな性格も起因としているのかもしれません。2023年6月までに購入を狙っている銘柄の記事を書いたときにも頭の中でポートフォリオを気にしている節があって、暴落耐性をつけないといけない、金融株はお金が流れてきて株価上昇してきているから違うセクターに目が映っていました。株価が上昇局面にある場合にはリスクが高まっているという言葉が適切で、人が慎重さを欠いている時には自分自身を顧みて他の人と同じようにリスクをとって行動していないかを点検しないといけないなと頭で理解しつつあります。

2023年6月までに購入を狙っている銘柄
今回は6月までに購入を予定している銘柄を公開していきます。6月の権利確定の会社は配当利回りがそこまで高い銘柄が多いというわけではないので、3月と比較するとどうしても選択肢が狭まってしまいます。選択肢が少ない中でキャッシュを貯めこみ、チャンス...

株価がここから大きく下げていくようであれば狙っていくものをリストアップして準備していきたいと思います。今気になっているのはMS&AD、第一生命です。

今年初めにKDDIと兼松に投資を行いましたが、良い投資判断だったと思っています。(兼松は下がってきていますが)。NTTも下がっている場面で昨年12月ごろに追加で投資をしていて良い判断だと自分を褒めてあげたいです。12月の段階で金融セクターに投資をする機会はあったものの、投資をしていませんでした。
どうすれば負けない投資ができるかを意識して取り組んで、意識した行動の積み重ねが無意識に負けないためにはどうすればよいかと考える癖がつくようになり始めていました。どうすれば負けないように投資できるかという考えは質がまだまだ低いですが、考え方をより深めていき言語化して自分の無形資産になればなと思います。
また今年初めにKDDIに投資をするという行為に対しても、今後の値上がり益を重視して投資をしているという考えではなく債券のような役割をしてくれればと考え投資をしていました。

最終的に何が言いたかったかというと、自分の中に投資規律を設けたことが良い行動や判断に繋がったということが言いたかったです。規律を見返す癖をつけるべきだなとも思いました。規律をよりブラッシュアップしていくべきだなと思いました。投資規律に関しては立てたは良いものの数か月に1,2回見る程度でしたが、いつの間にか頭の考えに影響を与え始めていました。

なぜ僕が投資規律を作ったのかというとある海外ドラマがきっかけです。そのドラマは『デクスター 警察官は殺人鬼』というものです。主人公は警察で鑑識官として働いています。主人公はまじめで、頭脳明晰で、誰とも打ち解けることができ、仕事もそつなくこなす欠点が見当たりません。しかし裏の顔は、警察が手を出せない犯罪者を陰で裁いている人物です。
主人公は痕跡を残さず犯罪者を裁いています。犯罪者を裁き続けているのになぜ捕まらないのか?その答えはハリーの掟というものが、主人公を規律的に行動して捕まらないようにしているようでした。
ハリーというのは、主人公の養父です。養父は主人公を自分の実の息子のように育ててきましたが、サイコパスな一面を見て、息子を刑務所に行かせたくないという一心から掟を叩き込みました。
その第一の掟が興味深かったです。それは決して捕まらないことです。なるほど、と考えました。
捕まることは主人公にとって死ぬことと同義です。他にも規律がありその一つ一つが彼が捕まらないようにしていたようです。彼が実在して株式市場にいたら絶対成功していたと思います。
僕はハリーの掟は使えるなと思いました。株式にも活かせるなと考えました。自分の行動を規律して、人間として理性を持って対処することができるなと思っています。
ジョンウィックという映画にもありますが、人にルールがなければ動物と同じであると。
暴落が起きても、投資規律を持って自分を律して負けない投資を意識して日々を積み重ねたいです。

投資規律について(2023.12.24-4回目更新)
規律1.負けないように投資をする 株式投資は勝ちに行こうとすればするほど、勝つことは難しいです。勝つということにこだわることは、リスクをとってリターンを得ることに重きを置いてしまい、損失が出た際に市場に残ることができないかもしれません。勝つ...

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