株式投資はすぐに結果を求めてはいけない。短期で売買より長期で投資をするべき

学ぶべき投資スキルについて

最近僕は現在保有しているオリックスを売却しようと思っています。保有期間は1年10カ月7日です。
現金比率を上げるために、売却すると考えるまではよかったのですが果たして本当にこの決断は正しいのかと悩んでいます。暴落がくると予想して売却するのであればよいのですが、
売却してすぐに乗り換えようとする自分がいます。

現在の自分は結果をすぐに求めているのだと客観的に分析しています。
なぜ短期的に結果を求めるべきではないのかを自戒の念を含めて記事にしていきます。

少しでも参考になれば幸いです。

株式投資はすぐに結果を求めてはいけない。短期で売買より長期で投資をするべき

自分が株式投資においてすぐに結果を求めているなと気づいたのは、今日東京海上ホールディングスとMS&ADホールディングスの比較分析をしようと東京海上ホールディングスの直近の業績や配当還元など情報収集していて、東京海上ホールディングスに投資をしたい欲が出てきたことが気づいたきっかけです。東京海上ホールディングスに関しては、以前分析して株価が上がりすぎているので投資をしようにもリスクが高いなと買うのは控えていました。
しかし、そう考えて数か月が経ち、今まで以上に東京海上ホールディングスの株価が上昇してきていて投資のチャンスを逃していました。チャートを見ていると右肩上がりで、配当も還元していく姿勢を見ていて、株価が上がっているから投資をしないという考えはリスクを極端に避けすぎだと反省すべき点です。
東京海上ホールディングスが欲しくなりましたが、他にジャックスも目移りして株価も上昇してさらに配当も還元力が直近でとても良いです。

どんどん欲が止まらくなり、東京海上ホールディングスやジャックスなど以外にも投資先を今日の朝探している自分がいました。

実際に経験したことがある人が多いと思いますが、良い投資先だと思って実際に投資をした際には、最初は投資したとスッキリした感じがしますが、時間が経つと微妙だなと感じて、他の人が投資をしている投資先の含み益をみて、目移りして自分が投資をした投資先と比較をして残念に思ってしまい、また短期で売買を繰り返してしまいます。

最近では日経が大幅に下落したタイミングで、日本製鉄に投資をするチャンスに恵まれましたが、分析して良いなと思って投資をしましたが、本当に良かったのかと疑心暗鬼になります。また他の銘柄で株価が上昇しているのを見て、やっぱこっちのほうが良かったのではないかと思います。

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今日考えていたのは、オリックスを売却して他の銘柄を投資しようと焦っていました。
おそらく、アステラス製薬に投資をしていますが、株価があまり芳しくなく、結果が出ていない状況を見て、資産の目減りから焦っているのだと思います。
すぐに結果を求めてしまっているのだと思います。オリックスを売却して他の資産に投資をすることで、株価上昇のリターンを得られるのではないかと楽観的に考えています。

このような考えではおそらく投資に失敗すると思います。
東京海上ホールディングスやジャックスなど投資先として本当に良いと思います。
分析してもジャックスに関しては配当も今後も増配していくと思いますし、東京海上ホールディングスに関しては長期投資先として今後も生き残る可能性が高い会社だと考えています。

しかし、焦ってまでオリックスを売却して他の銘柄に投資をする必要はないと判断しました。
現金比率を高めるという名目であればオリックスを売却して、チャンスを待つのは良いと思います。
今の現状でオリックスを売却したらすぐに短期で違う銘柄に投資をしてしまうと思います。

短期で結果を求めては駄目です。
筋トレでも、一日で結果は出ません。一日筋トレしたからと言って、筋肉は肥大しません。
日々の筋トレや栄養や、休息などを経て筋肉は肥大化していきます。

貯金も一気に貯まるものではないです。日々の節約や無駄なことにお金を使わない、規律的にお金を使っていく、お金の情報のインプットも欠かさないなど、日々の積み重ねで貯金ができます。何かをやったからとすぐに結果が出るわけではないです。

最近、習慣の本の中である本と出会いました

その本は、ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣です。

この本はとても素晴らしい内容で習慣の効果で日々の努力の積み重ねの大事さが教えてくれます。
この本の中で習慣によりある変化が訪れると説明があります。

第一段階は、結果の変化。→自分の思い描く習慣で得たいものが手に入るex)ダイエットに成功、貯金できたなど、読書で人生に良い影響を与える

第二段階は、プロセスの変化。→習慣と仕組みの変化で身に付く習慣がつきます。
ex)自分が習慣をやりやすいように、サプリメントを食事をしたらすぐに飲めるように身近に置いておく、自分が仕事をしやすいように周りを片付ける、明日読む本を机の上において置き起きたらすぐ読めるように仕組化する。

第三段階は、アイデンティティの変化です。→自分の考え方の変化やセルフイメージが変わる段階です。
ex)自分は読書家で日々学び続けている人だ。自分は健康的でいるのは継続してトレーニングを欠かさずしている、栄養も考えているからでこれからも続けていこうと考えが変わっていく。

投資においても第一段階の結果を求めるだけではなく、最終的にアイデンティティの変化までに落とし込む必要があります。
つまり、投機的なトレーディングではなく、投資家として会社に投資を行い、自分の事業の一部として投資を理解して投資を行っていく必要があります。だからこそ、短気で売買をするのではなく、長期投資家になるにはどうすればよいか、負けない投資家になるにはどうすればよいか日々考え、行動をしていく必要があります。

僕の考えでは、来年の新NISAが始めるとおそらく短期売買が個人投資家の間で頻繁に行われていくと思います。
理由は、新NISAでは、現在あるNISAのように一旦売却したらその枠はなくなるわけではなく、投資の枠は復活します。
非課税で売却して税金があるのでメリットがあると思いますが、過剰に行うのは果たしてどうなのかなと思います。

来年の新NISAが始まり短期売買が行われる可能性があるからこそ、少数派の長期投資家が勝つ見込みが増えていきます。だからこそ長期投資で培った忍耐力、長期の視点に立った投資、継続力が短期投資家には負けない武器になると思います。

朝の段階で、オリックスを売却しようとしましたが辞めました。長期的に育てていこうと考えました。株主優待は廃止しますが、長期的に見て株主還元にも力を入れていくとあるので、もし下がっていくタイミングがあれば追加で投資を行っていきます。

地味ですが、コツコツと、ホームランではなくヒットを継続的に積み重ねて、着実に利益を積み重ねていきたいと思います。

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ブログの名前で長期投資という言葉を入れたのは、自分に制約と誓約を設けたらからです。
ハンターハンターという漫画で、クラピカという人物がいます。自分の同胞の復讐のために、ある組織にしか能力を使えないという制約と誓約をすることで能力を飛躍的に使うことができるようになります。本来なら使えない能力を自由自在にその組織の見に使えます。しかし、命を削っていくという能力でもあるので諸刃の剣ではあります。自分の信念が何があっても変わらない意思があるからこそ成し遂げられます。
投資においても、同じように言えるのではないかと思います。自分の意思がコロコロ変わっては駄目で、自分の投資スタイルを変えずに制約を設けることで、能力を時間と労力を費やすことでリターンを得ていきたいと思います。

今やるべきことは、今投資している投資先に対して目を向けること、情報収集してさらに魅力を深堀して事業を理解して長期投資の礎にしていくべきだと思います。

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