「雪印メグミルク【2270】へこれから投資をしようか考えている」
「雪印メグミルク【2270】の株価、業績や株主還元について知りたい」
この記事はそのような方へ向けて書いています。
本日もご覧いただきありがとうございます。
今回は雪印メグミルク【2270】についての投資判断を考えてみたいと思います。
食品メーカーの中で配当利回りが高いですが株価が近年は下落傾向です。
現在の株価から投資をできるかを業績やキャッシュフロー、株主還元から総合的に判断したいと思います。
この記事を読んで少しでも役に立って投資収益が改善されるととても嬉しいです。
雪印メグミルク【2270】とは
雪印メグミルク株式会社(ゆきじるしメグミルク)は、東京都新宿区に本社を、北海道札幌市東区に本店を置く、日本の乳製品メーカー。
雪印乳業株式会社(雪印)と日本ミルクコミュニティ株式会社(メグミルク)の経営統合により、2009年10月1日に両社の持株会社として設立。2011年4月1日に2社を吸収合併し事業会社となった。(wikipedia引用)
業績について
EPS
epsには2014年では大きく下降していました。理由としては為替による差損と工場再編等に伴う特別損失の計上の為です。
2016年度以降はEPSは上昇しています。
eps成長率は10年単位では9.8%ですので良い水準でeps成長率は伸びています。
売上高、当期純利益
売上高は綺麗に横ばいです。今後も同じ水準で推移していくと予想されます。
営業キャッシュフローマージンは4~5%とそこまで稼いでいるようではないですね。
当期純利益に関しては2014年と2015年を除いて悪くない推移です。
原材料高の影響を受けて近年は下落傾向にあります。
原材料高の影響がなくなれば元の業績に戻ると予想されます。
キャッシュフローについて
キャッシュフローについてですが、営業キャッシュフローは2014年と2015年を除き安定的に推移しています。今後も安定的に推移していくでしょう。
投資キャッシュフローはところどころ大きくマイナスな点が気になります。調べてみると有形固定資産に投資しているようです。ビジネスモデルとして、有形固定資産の投資がかなり必要なようです。有価証券報告書で調べてみると機械設備に主に投資されているようです。
今後も機械設備に投資をしてキャッシュが損なう可能性があります。
財務キャッシュフローの特徴としては投資キャッシュを必要な際に借入をしているようです。
今後も投資キャッシュが大きく必要な際には財務キャッシュがプラスになり財務にも負担がかかる可能性があります。
フリーキャッシュフローに関しては投資キャッシュが大きく必要な時にマイナスになってしまいます、
あまりキャッシュが創出できていないなというのが印象です。
もしキャッシュを稼げていたら借入に頼る必要がないので、すこし気がかりな点です。
財務健全性について
自己資本比率はとても良好で、2013年以降年を経るごとに少しずつ改善されていてとても良いです。
キャッシュフローで少し借り入れをしているところがあるので心配していましたが大丈夫なようです。
株主還元について
稲畑産業の配当利回りが3.37%(6/23現在)です。
配当は安定的に推移しています。配当性向が一時期高い水準で79%とありましたがそれでも、配当を減配せず出し続けるという姿勢は好印象です。
安定的に配当は出し続けると思いますが今後はそこまで増配はしないと予測されます。
株価について
現在株価は1,749円(6/22)となっています。
過去5年間で45.85%下落しています。
現在のPBRは0.58倍で、perは12.01倍と過去per10年間で算出すると8倍ですので過去と比較すると安い水準です。
僕の投資判断としては、買いの検討をしたいと思います。
理由は現在の株価が少し売られすぎなのではないかという点が大きいです。
現在の株価から期待収益率を計算すると配当込みで20%は超えるので安い水準で買えるので
株価は下がっていますが、価値はもっとしても良いのではないかというのが僕の意見です。
まとめ
雪印メグミルクの投資判断について考えてみました。
株価は下落傾向にありますが高利回りで財務も近年では改善されてきています。
100株からでも投資しやすい水準ですのでおすすめです。
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