NTT(日本電信電話)【9432】2022年第1四半期決算が発表されましたので記事にします。
NTTはディフェンシブ銘柄で不景気にも負けず業績も堅調で株主還元も手厚く行われています。
株価についても好業績から堅調に推移しています。
現在200株だけ保有していて、これ以上増やすことは考えてはいません。
ただ、リーマンショック級の株価大暴落が起きれば買いに向かうかもしれません。
NTT(日本電信電話)【9432】2022年第1四半期期決算について簡単に解説していきます。
2022年第1四半期決算全体
営業収益は3兆689億円(前年同期比6.1%増)、営業利益は5,034億円(前年同期比3.5%増)、四半期利益は3,686億(前年同期比8.4%増)となり、増収増益となりました。営業収益と当期利益は過去最高を更新しました。
営業収益は総合ICT事業が1兆4,218億円(対前年同期比137億円減)、地域通信事業7,679億円(対前年同期比69億円減),グローバルソリューション事業9,690億円(対前年同期比1,268億円),その他(不動産、エネルギー等)3,623億円(前年同期比637億円)となりました。
営業利益は総合ICT事業が2,837億円(対前年同期比9億円増)、地域通信事業1,387億円(対前年同期比81億円減),グローバルソリューション事業634億円(対前年同期比226億円),その他(不動産、エネルギー等)241億円(前年同期比9億円)となりました。
中でもグローバルソリューション事業が営業収益、営業利益が好調で大きく伸びました。
グローバルソリューション事業ではクラウドサービス、データセンタサービス、マネージドサービスおよびシステムインテグレーションなどの多様なサービスを行っています。
主な取り組み内容は2021年5月、カナダ エドモントン国際空港とスマート交通プロジェクトの開発を共同で実施するようです。NTTグループの技術で、空港などの施設の需要を把握して最適ルートで送迎するオンデマンドバスサービスを提供しています。
通期計画の1兆1900億円に対して進捗率はは31%と1Qでとても良いスタートになりました。
全体的に内容が良く、悪いところがそこまで見当たりませんでした。決算短信や決算説明資料を読みましたが、とても良い業績と窺えました。もう少し詳細な情報が欲しかったです・・・
株価について
NTTの決算が8月8日13時に発表されましたが、そこまで影響がなく3,791円(前日比7円高)となりました。決算の業績は良かったですが、目新しいものはなく、サプライズもないので無風状態でした。
NTTの決算は前期もそのような感じだったので、自社株買いのタイミングでまた株価上昇するのではと考えています。
現在NTTの株を200株のみ持ち続けていますが、株価が安い段階で幸いにも購入できたのでリターンが出ています。ただ、現在の株価から購入を検討するのは優良株とは言えあまり好ましくない手だと思います。確かに業績が手堅く、倒産が考えられず、人気の銘柄ですが、利回りも3%台と株価も40万手前なのでもっと良い選択肢があると思います。
さらにNTTの業績は好調ですが、売上も急に伸びませんので、早くもっと稼ぎたいと思っている人には全く向いていないです。ゆっくり成長していくと考えたほうが良いです。誰もがこの会社は有望株だと思っているときにはリターンは限りなく低くなっていて、誰もが欲しくない銘柄がリターンを高めます。
株価が低迷しているときが買い時でいまではないです。
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