ChatGptとは知っている方が多いかと思いますが、人工知能チャットポットで質問などを問いかけるとその答えを応答してくれます。さらにできる事としては文章の添削、校正、要約など様々な事ができます。最近、あるyoutubeの動画を観ていて投資の分析動画ですが、ChatGptを使って過去の買収履歴を調べている人がいました。その時、そんな使い方があるのかとChatGptは便利だなと思った反面、僕は投資において使うべきではないなと判断しました。その考えを共有したいと思います。
投資の情報収集によるchatgptの弊害
投資の情報収集は企業分析や今後の動向など判断に欠かすことができないリソースです。ただ情報収集はたくさんある情報の中から探し出すのは本当に大変で時間と労力がかかります。ChatGptではその大変な作業を簡単に処理してくれます。
僕は投資でChatGptについては使用すべきではないと判断しています。投資の情報収集をしていると思わぬ副産物が生まれます。例えば、企業を調べていた時にこんな事業を行っていたのかとか、取引相手との結びつきが強く結びつきが強いから今まで生き残ってきたのかとか、IRに問い合わせして会社によって返答の仕方でIRの質を図ってみたり、有価証券報告書を読むと大量の質の高い情報があったり、会社のCFOの発言だけでなく社員の声はどうかなど積極的に情報を収集すると思ったものとは違う良い情報を収穫することができます。探した結果ではなく探す工程が大事だと思います。ChatGptによる探した結果を下に投資を続ければもしかしたら収益が向上できるかもしれません。ただChatGptによって探した結果を下に判断するのは人任せなのではないかと思います。それならアナリストの推奨銘柄を買ったり、投資信託を買って信託報酬を支払ったほうが良いと思います。
便利さゆえに人の能力が培えない点がデメリットであるとも判断しています。ネットが普及して生活のあらゆる面で便利さが増しています。地図は紙ではなくgps機能で場所も表記されてスムーズに行くことができます。商品を購入するときにネットでボタン一つですぐ配達できます。
紙の地図を持って行くと周りになにがあるかわかったり、良いお店を見つけたりすることが副産物としてあります。紙の地図を読む能力もないので何かスマホが使えなくなった時に対応することができません。
言いたいこととしては何か便利さと引き換えに能力を培う機会が失われてしまうことを言いたいです。投資情報を収集する際にChatGptの検索機能ばかり使っていたら調べるスキルが培うことができません。投資をする上で情報収集スキルが欠けてしまったら、いざとなったときに投資判断もすることも難しいです。マネーフォワードの時も使用して、便利さと引き換えに何かを手放してしまった記事もしたことがあります。
ただ全面的に否定しているわけではなく、自分ができないことに関しては補助サポートとして使うのには良いと思います。例えば、プログラミング言語を使って効率化したいのであれば、今後言語を学ぶ必要がないのであれば使用して効率化をしても良いと思います。
文章の要約もある程度自分ができるのであれば任せてあとは自分でチェックするなどでもよいと思います。自分が大きくかかわっている、自分の能力を伸ばしていくべきなのに楽な道を選んでスキルを磨かないのは違うなと思います。
またChatGptで投資の情報収集をするよりも自分で地道に情報を収集することは差別化に繋がります。みんながみんなChatGptで下した判断をもとに投資をしていたら、意見がかなり偏ります。答えは一つだけではなく複数あり、人の感情も波があり機械ではないので読むのは難しいです。人の感情が揺れ動き株価も下がったり上がったりします。
人によって価値観もあり、生まれた環境や過ごした時代、考え方がちがいます。同じ人は一人もいません。
今ChatGptに対して使うことを禁止をするという国もあります。ラダイト運動を彷彿させます。ラダイト運動はイギリスで産業革命に伴う機械が多く導入されたことで、失業の懸念から労働者が機械を壊していくという運動です。
人工知能が発達して人類が退化していくのは、怖いですね。人工知能によって人間が情報によって育てられ考え方とか価値観などコントロールされる日も遠くないのかもしれないですね。
まとめ
最近ようやく花王が含み損から含み益になりました。あまり期待しすぎるとまた落下してしまうと思いますので、期待はほどほどにしようと思います。久しぶりの含み益に笑みがこぼれましたが、気を引き締めて注視します。
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