三菱UFJ【8306】への投資判断を考える

★★★★欲しい銘柄

今回は三菱UFJ【8306】への投資を考えたいと思います。
三菱UFJは高配当株として魅力で業績も安定していて、さらに株価が10万円以下ですので買いやすく個人投資家にとても人気な銘柄です。僕個人としてもおすすめの銘柄です。

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三菱UFJFG【8306】とは

三菱UFJFG【8306】は三菱UFJ友銀行を中心とした3大メガバンクの1つの大手金融会社です。グループ会社には三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱HCキャピタル、三菱UFJニコスなどがあります。

業績について

EPSの推移ですが金融株全般に言えることですが2009年(リーマンショック)を除き安定的に推移しています。銀行株はよく低金利で収益率が低いといわれていますが、堅調的に推移しています。最近ではDX戦略から事業の効率化を行い収益率が急激ではありませんが徐々に改善されていくと思われます。
EPSの成長率は伸び率が低いです。ここ数年では成長は鈍化しています。斜陽産業ですのでそこまで他と比較すると成長性は欠けます。
ただ、三菱UFJは日本一にメガバンクですので今後のDX戦略等でEPSも改善の余地はあるので
今後も注視していく必要があります。

売上高についてですが、2009年以降少しずつ改善されていて上昇しつつあります。しかし、成長性は期待できませんのでほぼ横ばいでそこまで大きく改善することはないと予想されます。当期純利益についてですが、中長期計画の中でDX戦略でコスト削減等を行い純利益を常に一兆円を目指すよう目標を掲げています。2009年からほぼ横ばいですが、中長期計画の中でそのような目標を掲げているので今後の当期純利益は徐々に改善されていく可能性があります。今後に期待したいです。

株主還元について

三菱UFJの現在の配当利回りが4.41%(5/20現在)です。配当金は安定的に推移しています。実質減配はしていないです。ここ最近では増配傾向にありますので良好です。
配当性向は30%程度推移していましたがここ最近は40%と徐々に高くなってきております。ただ基本方針として配当性向は40%まで還元すると発言しておりますのでまだまだ大丈夫でしょう。ただ今後利益が改善しないと三井住友FG同様配当を維持はすることができても増配は難しいと思われます。

キャッシュフローについて

キャッシュフローを見ていきます営業キャッシュフローは売上同様横ばいで推移しています。2016年から顕著に増加しているものがあります。それは現金・預金です。ここまで積み重なっているので資金を活用できていないようです。要因として考えるられるのは、顧客からの預金が高く続いているからです。また企業や機関投資家の資金が銀行預金に流れているようです。日本は世界的にみても、キャッシュを重視する会社が多く、自己資本比率が高く財務が健全です。その結果、預金等が積み重なっている会社が散見されます。また、個人にも同じことがいえます。個人も同様にお金は投資や消費など行うというより貯金に向かっているようにうかがえます。フリーキャッシュフローについてですが、業績が堅調であり収益も徐々に改善していることからフリーキャッシュも創出できています。今後もまだ現金預金が積み重なった場合にどのような行動を移すか注視する必要があります。

株価について

三菱UFJの現在の株価は726円(2022/5/20時点)です。過去5年間でみると4%上昇しています。
2018年付近まで株価は戻ってきています。pbrは0.54とまだまだ割安水準です。perは9.16倍と10年間のperを計算すると8.8倍ですのでまだまだ買える水準です。コツコツ買っていくのが無難であるかと思います。

まとめ

今回は三菱UFJ【8306】への投資判断についてみてみました。
高配当であるだけでなく、株価は少し上昇していますがまだ購入できる水準です。
今後のDX戦略でコスト削減等を行い収益率も改善されてくと予想されますので、これから
どのようになるか期待ができる会社です。長期投資の対象としてとても優秀な優良銘柄ですので、
高配当投資家として購入したい銘柄です。

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